選挙は終わったけれど
7日に行われた都知事選挙は、ポスター掲示板に全候補者が貼りきれない、ポスターのスペースが売り買いされるなど前代未聞の選挙となりました。候補者の街頭演説のYouTube投稿、拡散が政党政治を変えたいと考える若い支持者をまとめていったことも特徴的でしたね。公職選挙法の見直しが必要だとの声もありますが、初めて政治に関心を持った、初めて投票した若い皆さんの目が都政に向いたのも事実です。政治屋は一掃すべし、既存のメディアも同罪だといった批判ムーブメントに終わらせずに、政治は自分の今の暮らしと直結していると実感してもらいたい。議員としての自分の役割を改めて感じています。
さて6月議会の一般質問で多摩市の公園緑地課がもつ「未供用地」を取り上げましたが、先日、多摩ネットのメンバーと一緒に当該地を見て歩きました。強烈なインパクトを受けたのは山王下緑地。未供用地といっても既に市民は使っていたり、供用されているはずの場所がジャングルみたいに荒れ果てていたり。旧公団によるニュータウン開発の負の遺産といえる面もあるのかもしれませんが、50年間放置はさすがに次の世代に対して無責任です。さらに調べて提案に繋げたいと思います。
広場のような写真は、昔は奥の方の渓谷的な造作から水が流れてくる池だったそう。山王下驚きです。