保育所から紙おむつの持ち帰りがなくなりました
今議会で紙おむつの処理費が保育所に補助される事になりました。0~2歳、それ以外でもおむつを使用している子が対象となります。
自分の体験を思い出しても臭いがきつく、ずっしりと重くなったおむつを持ち帰るのは大変なことでした。それが無くなったことは、とても嬉しく思います。
新型コロナウイルス感染症を体験し、いまや衛生観念が大きく変化しています。保育所で速やかにかつ衛生的に処理されるようになるのは喜ばしいことです。
しかし、同じようにおむつを使用している子どもが利用する幼稚園や未就学の0~5歳の障がいのある子どもが通う児童発達支援施設は対象外です。幼稚園に関しては実態を踏まえながら意見交換を続けていくようですが、児童発達支援施設に通う子どもたちは把握すらされておらず、検討や議論もされなったことは大変問題です。「子どもと若者の権利を保障し支援と活躍を推進する条例」を持つ市として、本来であれば所管を超えて、対象となる子どもたちのことを考えなければならなかったはずです。
他自治体では保育所のおむつのお持ち帰りを無くす際に、児童発達支援施設に通う子どもも対象としているところもあります。対象者の拡大については、今後も引き続き働きかけて行きたいと考えます。