7月はシャボン玉月間
シャボン玉月間は、40年ほど前より「安全性や環境影響に不安のある合成洗剤の使用をやめて、せっけんを使いましょう」と、各自治体へせっけんの利用への働きかけと首長メッセージをお願いし、せっけん利用を地域の方々に呼びかける全国的な活動です。泡立つ川など、その背景には合成洗剤による水質汚染が深刻化していた状況がありました。
生活クラブ運動グループ多摩市地域協議会として、シャボン玉首長メッセージを受けとり、市長懇談も行いました。市長からは多摩市は気候非常事態宣言の実現のために、取り組んでいることなど、環境全般についてのメッセージをもらいました。また懇談で「多摩市グリーン購入ガンドライン」にはせっけんが位置付けられ、公共施設でもせっけんの利用が基本であることを伺いました。地域協議会のメンバーからは、今は実現できていない給食センターでの食器洗いにも建て替え時など捉え、武蔵野市など先行自治体から学びながら実現してほしいとの意見も出されました。またせっけんを通じて水の保全という視点で、水に関する環境問題についてマイクロプラスチックや有機フッ素化合物についても質問もありました。
市民と共にみずとみどりといきものと豊かに暮らせるまちづくりの実現に向けて、将来の世代にも責任をもった取り組みを進めていきます。