ダンボちゃん

多摩市の生ごみは、燃えるごみの約3割を占め、多摩市全体で年間約1万tも焼却処分されています。生ごみは8割が水分です。水分が多いと焼却に時間がかかり、焼却炉を傷める原因や二酸化炭素の排出が多くなります。
視察に行った先の上勝町では生ごみを各家庭がたい肥にしていると聞きました。生ごみがないため、見学させてもらったごみステーションの臭いがほぼないのも印象的でした。

我が家のダンボちゃん。目には見えないけれど、微生物が沢山いると思うと生ごみを入れるのが楽しいです。

多摩市には「ダンボちゃん」という、多摩市生ごみリサイクルサポーターと市民モニターの実践・協力により誕生したダンボールコンポストがあります。生ごみの分解力と消臭効果にこだわったオリジナルの基材を使い、集団住宅でも使えます。できたたい肥が不要な場合は引き取ってくれます。
2020年1月20日~2021年12月28日には、生ごみ処理機器普及キャーンペーンが行われます。期間内に補助金制度の申請をした方には「生ごみ入れません袋」を1年分として100枚配布されるそうです。