調布市役所内にはペットボトルの自販機がない!

調布市役所内に設置されている自動販売機にはペットボトルがありません。「CHOFUプラスチック・スマートアクション」の取り組みの一つで、他にも市庁舎では市の会議時にペットボトルの提供廃止や市職員がマイボトル・マイバックの使用に積極的に取り組むなどの率先行動を行っているそうです。

海洋ブラスチックごみ対策に取り組んでいるとのパネル

地球温暖化対策についての掲示

2階の入口すぐに地球温暖化対策についての掲示があり、子ども版の環境基本計画も作成しているようです。環境対策は未来を担う子どもにとっても重要な計画です。

自動販売機には社会福祉協議会と市が設置しているものがあり、社会福祉協議会もこのアクションに協力しています。私も2019年12月の一般質問やその後も機会を捉えて、多摩市役所もペットボトルの販売をゼロにすることを提案してきています。しかし市側からは、事業所等にも影響があるので調整をしながら、検討したいという答弁があり、他議員からも同様の意見が出ていますが、多摩市では実現できていません。

お茶やお水もふたが閉まるタイプのアルミボトル缶の自動販売機

ペットボトルは昔と比べて軽量化されてきていますが、回収量は増えていて、消費量は増えていると考えられます。地球温暖化や適切に処理されていないプラスチックによる海洋環境汚染が世界的な課題になっている中、ペットボトルよりも環境に配慮された代替え品の使用やマイボトルを使うこと発生抑制をしていく必要があります。気候非常事態宣言を出している多摩市には、市民とともに取り組んでいくためにも、市役所内でのペットボトルゼロなど市民から見える形でスピード感を持って進めていってほしいと思います。

調布市と市議会が共同で「ゼロカーボンシティ」の実現にむけて宣言をだしています。