6月議会報告②給食センター建替えと工事期間中の給食について
6月議会の補正予算において、本年度から2032年度までの「工事期間対応給食業務委託料」が計上され、質疑を行いました。
現在、多摩市には「永山調理所」と「南野調理所」の2つの学校給食センターがありますが、いずれも建設から45年以上が経過し老朽化が進んでいるため、1つに集約し、永山調理所を建て替えることが決まっています。学校給食センター建替整備基本計画には100件を超えるパブリックコメントが寄せられました。教育委員会が保護者へ積極的に周知したこともありますが、市民の関心の高さがうかがえます。特に、工事期間中の給食については、多くの意見が寄せられていました。
工事期間中も、小学校の給食はこれまでどおり南野調理所で調理・提供されます。一方、中学校では、献立や食材の選定は市の栄養士が行いますが、主菜・副菜の2品と汁物は民間事業者が調理し、お弁当方式で提供されます。
私は、パブリックコメントで「おかわりができなくなるのではないか」と心配する声が複数寄せられていたことを取り上げました。子どもたちは体格や運動量が異なり、おかわりをすることで自分に必要な量を調整しています。そのため、お弁当方式になることで、一人ひとりに合った食事量を確保できなくなることを懸念しました。
学校給食実施基準には、「児童生徒の個々の健康や生活活動の実態などに十分配慮し、弾力的に運用すること」とあります。この点について質問したところ、学校給食センター長は、「お弁当方式では、これまでのようなおかわりはできなくなる。そのため、足りない子どもにはご飯を追加することを基本に考えている。ただし、学校現場の状況やさまざまな意見を踏まえながら、今後の課題として検討していきたい」との答弁でした。
これから、新しい学校給食センターで使用する食器などが決まります。以前、市議会には「学校給食の食器に関する陳情」が提出されるなど、市民の関心も高い課題です。生活者ネットワークはこれまでも、地場野菜の活用や食器の洗浄に使用する石鹸など、子どもたちの安全・安心でおいしい学校給食のために提案してきました。新しい学校給食センターの整備に当たっても、こうした提案が生かされているかを確認しながら、引き続き取り組んでいきます。
