未来のために次世代が積極参加!第4回気候市民会議
多摩市は武蔵野市に続き、都内では2番目に気候市民会議を開催しています。
いわば地球温暖化に伴う気候変動に対し、多摩市が足元からできることを市民とともに見出し実行していくための取り組みです。
市民14万人の縮図となるようにと年代ごとに無作為抽出で選ばれた市民に、先行して行われた「気候未来創造ワークショップ」から高校生世代が加わり構成されています。将来の気候変動による影響をもっとも受ける世代代表といえるかもしれませんね。
会議では、講演の後、交通・食料などテーマごとにグループに分かれ、脱炭素に向けた取組について協議が行われていました。悲観的になるのではなく、知恵を出し合い取り組むことで解決に近づけようというみなさんの積極的な想いが印象的でした。
また見学者も私の想像以上に多く、これから市民気候会議を開く日野市の職員や議員。またこれから開催の必要性を感じている他市の議員や、気候市民会議で発表を行った経験をもつ市民団体の皆さんも来られ、自治体を超えた関心の高さを感じました。
気候市民会議による政策提言は、次期「みどりと環境基本計画」に反映される予定ですが、多摩市自治基本条例がスタートして約20年。自分の暮らすまちをどうつくっていくか、行政と議会と市民の三者がともにそれぞれの責任を果たそうという、目指す姿に近づいていると体感させられる日となりました。
気候市民会議は次回が最終回。どんな政策提言にまとめられるのでしょうか。たのしみです。